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当院における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応について

中国から始まった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、日本でも地域連鎖が確認される状況となりました。このウイルスは約8割の患者は軽症で自然治癒しますが、約2割の患者は肺炎を合併し、さらにその患者の一部が重症化して集中治療や人工呼吸を要するといった経過をたどります。初期症状はインフルエンザや他のウイルス性の感冒、あるいは胃腸炎などの症状とほとんど変わらないので、コロナウイルスかどうかを当院の様なクリニックで判断することは困難です。また飛沫感染することが確認されており、基礎疾患のある方や高齢者が多い病院を受診することで、医療従事者を含めた集団感染を起こすリスクが高まります。
新型コロナウイルス感染症は他のウイルス感染症と比較して症状が長く経過するとの報告があり、風邪症状のある方はすぐに病院を受診するのではなく、まずは自宅待機して頂くようご協力をお願いいたします。熱が4日以上続く、息が苦しいなど、いつもの風邪と違うと感じたら各保健所に設置の「帰国者・接触者相談センター」に連絡して指示を仰ぐようにしてください。

各保健所に設置の「帰国者・接触者相談センター」の相談窓口は以下の通りです。

詳細は「静岡県公式ホームページ:新型コロナウイルス感染症について」でもご確認いただけます。